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ボイトレやレッスンの事、ジャズや音楽の事、オリジナルや創作の事、猫の梅ちゃんとモモちゃんとの生活、日常の事、 ライブでは語りつくせなかった事を徒然なるままにyoutube配信して行きます。
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前回の小山田考から、情報が更新されて
オリンピックも挟み、更に考えることが増えた

勝手に推論はやはり外れるものですね。
インタビュー両方読むに
小山田さんはどうやら
いじめを直接やる度胸度量は無く
もっと狭くて暗い穴蔵から
そういうものを覗いていただけの
薄暗い観察の人であったようだ
と見受けた。
まぁ、これも雑誌を読んで勝手に推論してるだけだから分からんけど。

この話が特別に訴えかけてくるのには
理由があって、他のクビになった人たちより
私にとっては大ごとなのです。
かつて煮湯を飲まされた経験があるからなのね。

ミニマルやエレクトロニカ、
抽象音楽が流行った時代に、、
あれは何年くらいだったんだろう
2000年代初頭かな?
代々木のloopとか出てた時の記憶はもう微か
そういう音楽する人たちとも
ちょっとだけ交流があった時に
いつもものすごい違和感を感じていた
何かといえば
この人たちの音楽は
アンディウォーホールの音楽版。
コミュ障が度を越した人が
こっそり他人の音楽を盗んで
バレないように切り貼りして
再構築というかっこいい言葉に乗せて
いけてる風、これ解らなかったらバカね。
と、言ってる音楽。
そういうコトを言うと反論反証が
難しくて一言もわからないような
長文で返ってきそう、
そんな音楽。
歴史的理解への細かさが全て、
そう言うコトを知らないのは馬鹿。
そんなキャチコピーでやってそうな音楽。

(例外もある。
レイハラカミさんとかは
エレクトロニカを有機的に
逆に弦楽四重奏くらいの
伝統と格式と品格で聴かせてくれた
だけど、気取らず奢らず、
婆ちゃん家の縁側くらいの懐かしささえあった。)

その細々した知識を
自分の手を一切汚すことなく
新たなツールを使って
表す形をとりました
どうですか凄いでしょう
とマウントを取ってくる人々
それがミニマリスト。
多分これはそれらのジャンルの1番悪い方に出ちゃったやつだけを見たからだとは思うし、そうであって欲しいけど、。゚(゚´ω`゚)゚。
なぜそんな偏見に満ち満ちた想いになったか



そこには肉体への敬意が一切ないと感じだから。



身体を酷使して一つ一つ技を習得してきた人たちの努力を嘲笑い、そんなことしなくても
音楽はもっとかっこよくなるなんだよ
頭悪いねぇ、、、←これを言わなければイイのに確実に言ってた。しかも言葉じゃ無く雰囲気で。
30秒に一回ピュィンとかポンっとかしか言わない空間にパンパンに人が入って、これがわからなかったら馬鹿なんだ、バカは嫌だ!みたいな、人をくったような謎の音楽道場があちらこちらで開催されてた。
その感じは現代美術全般にも
似たようなコトを感じる
真っ赤なキャンパスを目の前に
どう、何を感じろと、、、?
と、突っ立ってる人を後ろから眺め、
この茫然とした人を含めて
完成する絵なのかなと思ったりした。

大切なのは何を思考したかだ、


おそらくは肉体を追求し過ぎたことの
揺り戻しなのだろうとは思う。

何を思考したかは確かに大切だけど
それを表す肉体がなかったら
何の意味もない。
と、肉体派の私などは思ってる。
肉体が伴えば、思考したコトを
肉体を通して確かに表現できる。

楽器の練習が馬鹿馬鹿しくなって
もっと簡単に表現した方が楽だし勝ちだ
という感覚、、

どうしてもそういうのがチラ見えると
肉体バキバキ派の人間は
けっけっけっ、
格好つけ上がって
ろくに演奏もできねぇ癖に
イキリ散らかしやがって、けっ、
と、横目で睨みつけたくなるものだ

まぁ、そんなこんなで
私が激しく蔑み嫌悪する(例外を除き)
音楽を代表する人が
今回このようなことになり
シャーデンフロイデが止まらんくなったのね。

他人の不幸は蜜の味
こんなに美味い蜜は久々であった。

そこへ肉体をまさにバキバキにした人たちの集う
オリンピックである。

何と言うアイロニー!

思考しながら
肉体を使い表現する人たち、
これはまさにアートであり、
あなた方の音楽には絶対届かない領域。

ならばそんな肉体の集いに
集わなければイイのに
思いっきり関わって
あげく吊るされたわけだから

かつて何度となく飲まされた煮湯
がやっと甘く、冷たく美味しくなって
こんな10年がかりで
溜飲下がる事あるんだと思った。


私が復讐を遂げたのでなく
勝手に落ちていったので
そこの爽快感はやや足りないものの

肉体と知識はやはり両輪で回していかなくては
と改めて確信した出来事だった。
小山田さんの音楽は今回初めて耳にしたけど
ミニマルやエレクトロニカとどまらず
ジャズやラテンのフリーゾーンに
突入したあとの影響やイギリスのロックやパンク、
さまざまな音楽から影響を受けたであろう
知識的には遥か及ばないなぁと思うものの、
肉体派のワタクシには一切響かず、
通る声がない時点で1発アウトな仕上がりでした。

インスタ映えだけするけど食べたらまずい、

【インスタ映えするし美味しい】

それでイイじゃん?てか
それがイイじゃん?

だからこんな議論は意味がないんよね。
肉体なのか頭なのか?みたいのは。
両方に決まってるやん。
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プロフィール
HN:
ボンバードラミ
年齢:
49
性別:
女性
誕生日:
1974/10/01
職業:
ボイストレーナー、シンガーソングライター
趣味:
乗馬 映画鑑賞 散歩
自己紹介:
こんにちは。ボンバードラミという謎ネイムで活動して早25年。
ジャズのスイングを研究したり、声を集めて飛ばす訓練をしたり、様々な事から刺激を受けてオリジナルを作りアルバムを細々と発表してます。
この度新たな層の獲得を目指しyoutubeに改めて力を入れていこうと思います。
よろしくお願いしますm(_ _)m
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